【by kaji】【◆by ばんます】
2012年7月7日(土)ディキシー・クイーンズTanabata2012ライブの本番でした。
http://www.dixiequeens.com/tanabata2012/
◆写真右上は入り口に飾ってあったデコレーション皿:お店の粋な計らいです。
――事前のライブ告知より
Dixie Queens Jazz Live Tanabata2012 のお知らせ
毎年恒例となりましたディキシークィーンズのTANABATAライブ。
ご家族・お友達・ご夫婦ご一緒に、素敵なジャズの夜をお楽しみください。
日時:2012年7月7日(土)開場17:30 開演18:00
会場:イタリアンレストラングラツィエ高崎店
高崎市双葉町1-10 TEL027-321-5592
※お子様連れOK
チケット:3500円
※イタリアンフルコースディナー付
ミュージックチャージは無く、全額がディナー料金です。
お食事を用意する関係で、ご予約が必要となります。
ご予約締め切り:7月1日(日)
出演:大塚 由美子(Vo)、秋山 学(Cl)、小澤 正仁(Ts)、阿部 哲也(Tp)、
毛利 誠二(Tb)、加治 雅也(Tb)、小澤 高仁(Brs)、島野 和博(Bj)、
綿貫 邦彦(Dr)、小澤 さゆり(Kb,Cl)
演奏予定曲目:
アメリカン・パトロール
アイ・ゴット・リズム
マスクラット・ランブル
私の青空(My Blue Heaven)
君微笑めば(When You're Smiling)
金平糖の精の踊り(バレエ組曲「くるみ割り人形」より)
小さな花
等
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事前にバンマスからメンバー宛に送られた連絡メールは以下の通り。
バンマスからの連絡メール
件名:【DQ】TANABATA2012当日スケジュール&仕込み送付
小澤です。
Tanabata2012の詳細&仕込み送ります。
2012年7月6日(金)
19:30 集合練習
21:30 練習終了
2012年7月7日(土)
12:30 集合練習
15:00 練習終楽器積込み
15:30 移動開始
16:00 グラツィエ着搬入
16:30 リハ開始
17:30 リハ終了開場
18:00 第1部開始
18:40 第1部終了
19:10 第2部開始
20:00 第2部終了片付け
21:00 打上げ1
服装:
黒スラックス、白Yシャツ長袖、
黒靴下、黒靴
(各自準備)
赤サスペンダー、黒蝶ネクタイ、カンカン帽
(バンドで準備)
今年は事前練習になかなか全員が集まれず、前日夜に直前リハを敢行。
22時過ぎまでタップリと練習したので、当日の部室でのリハは軽めに。
会場でのサウンドチェックは、返しのスピーカーが無いためボーカルの声が聞こえないということでマイクセッティングに時間をとられながら、何とか完了。
雨の中、お客さんも順調に集まってきました。
開演時間には全員が到着し、お客様の着席を待って演奏しながらの入場でライブスタート。
<1stステージ>
入場.Bourbon Street Parade
入場行進は、今年もこの曲。
これを楽しみにしてくれている小さなお客さんがいるからです。
1曲目は定番になったバンマスのバンド紹介のMCで送る、シャイン。
2.Muskrat Ramble
私の提案で今年の新曲に採用した曲です。
イントロとエンディングもバッチリ決まるようになりました。
3.Near, My God to Thee 主よみもとに近づかん 賛美歌320
時事ネタを選曲に入れないと気がすまないバンマスが、篭原キリスト教会での演奏用に準備した曲を採用。
タイタニック沈没100年、というMCネタです。
4.The World Is Waiting for the Sunrise
昨年の10月22日に亡くなったバンジョーの伊崎さんを偲んで、島野さんが楽器を伊崎さんのテナーバンジョーに持ち変えてのバンジョーフィーチャー曲です。
途中、アッチェルで最後は超高速になり、4+6で終了。
のはずが、4+4に慣れてしまったのでエンディングが決まりませんでした
次は、クラリネットフィーチャー曲。
2クラリネットのアンサンブルがきれいです。
今年の懸案だった金平糖の精の踊りに、花のワルツを組み合わせて組曲になりました。
来年以降も組曲としてまだまだ成長しそうな曲です。
編曲者の秋山学によるバスクラリネットでのソロが珍しく、聴きものでした。
7.Baby, Won't You Please Come Home(Vo加治)
ボビー・ハケット/ジャック・ティーガーデンのコーストコンサートから毛利さんが採譜した、トロンボーンフィーチャー曲。
参考音源には無いボーカルを加え、エンディングに4+4を付け加えた編曲で演奏しました。
ダッチ・スウィング・カレッジ・バンドの音源から採譜した、トランペットフィーチャー版。
以前はトランペットとドラムスの8Bars部分を短縮して演奏していたのですが、今年は全部やるぞ、と阿部ちゃんが宣言。
見事に吹き切りました。
1stステージはフィーチャー曲を中心にし、2ndステージはボーカルを中心にしたステージ構成としました。
で、1stの最後に大塚由美子が顔見せで登場。
ボーカル入りの定番曲を、今年の新曲として採用。
原曲のキーはB♭ですが、大塚由美子が歌う時はFのキーに移調しての演奏です。
19時に休憩入り。予定より、少し押しています。
休憩時間には、控え室で恒例の乾杯。
19時20分に2ndステージを始めることとしました。
スタートは、超高速のインスト曲で。
参考音源は、エディ・コンドンの「Midnight In Moscow」という、世界各地にちなんだ曲を集めたアルバム。
超高速のため、参考音源から採譜したソロから音を抜いて演奏する人も。
2曲目は、落ち着いたテンポで賛美歌のアンサンブルのあとにドラムスのテンポ出しをはさんでスウィングに変わる構成。
前々週の篭原キリスト教会での演奏のために久しぶりに引っ張り出したレパートリー曲ですが、せっかく引っ張り出したので日の目を見ました。
ガーシュインの著作権が切れたので演奏することにした・・・というMCネタの、今年の新曲。
参考音源は、ハイタイム・ローラーズのアルバムで小川理子さんが歌っているものを、さゆりちゃんが採譜。
毛利誠二編曲で、昨年はクラリネットフィーチャー曲として演奏したものを、今年は大塚由美子のボーカルで。
やはり、女性ボーカルでやったほうがイイネ。
5.The Five Pennies〜Lullaby In Ragtime(Vo大塚/加治)
昨年のTanabata2011では、Fのキーでやった曲を、今年はE♭に下げて再演。
サッチモのパートを吹くクラリネットによるエンディングも、昨年とは変えてちょっと工夫しました。
宮崎忠一のMr.Banjoというアルバムから毛利誠二が採譜したものに、加治のボーカルを加えて。
最初は英語で、2回目は日本語で歌う、という構成で。
お客様に配ったプログラムに歌詞も載せて、みんなで歌いましょう、という趣向。
大塚と加治が歌をリードして、会場の多くの方に歌ってもらいました。
最後は、いつものこの曲。
といっても、アンコール曲が用意してあるのはお客様もご存知。
enc1.American Patrol
アンコールの1曲目は・・・って曲紹介するか?
enc2.On the Sunny Side of the Street(明るい表通りで)(Vo大塚)
ラストは、大塚由美子のボーカルを入れた今年の新曲。
ロッド・スチュアートがVerseから歌っている音源と、バンバンバザールが日本語で歌っている音源を参考に、毛利誠二が編曲。
Verse〜Chorusと英語で歌い、ソロのあと今度は日本語でワンコーラス、トランペットソロが半分入って、最後はボーカルで。
楽しく演奏でき、お客様にも喜んでいただけたようです。
プログラムにも載せた、料理のメニューを転載。
MENU
おとな
前菜 県産野菜のグリーンサラダ
温前 ツナとアボガドのトルティーヤ包み
とうもろこしのムース仕立て
ナンコツのトマト煮込み
パスタ シラスとキャベツのファルファレ
メイン 林牧場 おめで豚と生ハムのサルティンボッカ/
マルゲリータのピザ
ドルチェ 高崎産ブルーベリーのチーズケーキ/コーヒーまたは紅茶付
こども
前菜 グリーンサラダ
パスタ ベーコンと野菜のナポリタン
メイン 牛挽肉のハンバーグ
ドルチェ ジェラートとパンナコッタ/オレンジジュース
生ビールで乾杯して、グラツィエの料理とワインをでお腹を満たし、中締め。
楽器を部室に撤収して、翌日もライブがあるので私は終電で帰宅しました。
他のメンバは、例によって二次会のフリークストーリーに行ったようです。
◆フリークストーリーではバンジョー伊崎さんのお葬式の帰りに秋山・小澤がキープしたボトルが残っていました。
◆乾杯!マスターが後ろで亡霊のように写っています。
◆久しぶりに復帰した綿貫も最後までおつきあい。12:00頃に帰りました。